コンセプト&アプローチ
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背景となる理論とアプローチ
ポジティブ心理学
人や社会が持続的幸福を感じ、より善くあり続ける「Well-being」を目指した学問で、マーティン・セリグマンらの研究を通して認知が広がりました。
ポジティブとは、ありたい姿の実現に向けて自らを律しながら前向きな行動を続けること。自己一致し、ポジティブエネルギーが高い状態。私たちは、そんな人たちが良い影響を与え合うポジティブな組織づくりをサポートします。
コーチング
クライアントの目標を明確にし、その目標達成のために必要なリソースに対する気付きを引き出し、自発的行動を促す対話プロセス。
コーチは主に「傾聴」「質問」「フィードバック」を行います。
信頼関係を基盤に、思考を刺激し続け可能性を最大限に引き出す、コーチとクライアントとのパートナーシップそのものとも言えます。
プロセスコンサルテーション
プロセス・コンサルタントは、クライアント自身が「何が問題で何が必要か」を自ら理解し、自分たちで解決する支援をします。変化のスピードが速く複雑な現在、組織内の問題も複雑に絡み合い明快ではないからです。最終的には、クライアントが「自走する」ことを目指し伴走します。
※問題が明確になれば、解決策としてコンテンツ・コンサルティングを提供することがあります。
ダイアローグ&アクティビティ
私たちは、「教える」だけの研修は行いません。
「正しいこたえ」は誰にも分からない時代だからこそ、自分たちでこたえを意味づけるプロセスをダイアローグ(対話)の手法で支援します。
また、人が行動変容に至るためには「体験的理解=体験+知的理解」が必須です。アクティビティと呼ばれる体験機会と、関連理論の情報提供を組み合わせた場も提供しています。
私たちが考える組織・リーダー開発のコンセプト
この独自のモデルを使って、最高のチームをつくることをクライアントと共に探求します。
Being(あり方)とは
日々の実践とBeingモデルのサイクルを回していくことで、自己効力感とエネルギーが高まり、個人の成長とWell-beingに繋がります。
自ら学習と成長を続ける〈Relationモデル〉
・仕事を抱え込む
・相談できない
・一人でやろうとする
・思い込みが激しい
他者理解・他者受容
他者に関心を持ち、理解し、違いを歓迎し面白いと感じている。
ビジョンへの共鳴
社会における存在意義や共通のビジョンを共有している。
また、個々人が自分の仕事と組織・チームのビジョンとの間に整合性を見出している。
オープンネス
それぞれの立場や状況を尊重し異なる意見を受け止めながら、自分の意見を主張し合えている。それぞれが自分の感情や弱い部分をも発露できている。
相互学習
互いの考え方、行動、経験から学び合い個人やチームの成長に繋げている。
共創型リーダーとは
BeingモデルとRelationモデルを実現するのが「共創型リーダーシップ」です。共創型リーダーは、以下のような信念と行動特性を持ちます。
前提となる信念
チームの成功を大切にする
チームやメンバーの成功が自分自身の成功であるという強い信念を持ち行動に移している。
傾聴する・引き出す
1. 感情に耳を傾ける
2. メンバーから引き出す
刺激する・鼓舞する
1. 参画を奨励する
2. 自分自身を適切に活用する
環境をつくる
1. 学びと成長を続ける環境をつくる
2. 自分たちの外と繋がる